ふたりで111歳

二人暮し

父さんが転んだ

12日の帰宅途中のバスの中、ご近所の方からメールが入りました。

「おじさんががまた転んで頭を打ったよ!」


あ〜あ。

不思議と驚きませんでした。


住まいの近くのスーパーで食料品を多めに買い込んで姉に渡し、すぐ車で実家に向かいました。


実家に着いて、すぐかかりつけの病院の夜間救急外来を受診。頭部CT撮影では幸いにも脳の出血はありませんでした。

顔に作った傷は縫う程ではありませんでしたが、「明日また外科を受診してください」とのこと。


上司に電話したら、「なんとかするから、明日は休んでください。自分も義理の父の介護をしているから大変さは分かるよ。」とのこと。


なんと有り難いお言葉😭

頼れる上司で本当に救われました。


父は意識もはっきりしているし、自分で歩けるし、食欲もある。

昨年の9月に転んだ時の傷がまだ薄っすら顔に残っているのに、また新しい傷を作ってしまいました。


先生に「転び癖がついているのは良くない。今度階段などで転んだら命にかかわりますよ。」と言われたのがこたえたのか、足の筋トレに通うことを前向きに考えているようです。



人が老いていく姿を目の当たりにしている。


それが自分の肉親で、


その姿は自分の行く道でもあり、


人は産まれてから、

死に向かって生きているんだから


毎日一生懸命に

生きていくしかないのだ、と思ったら、


涙が溢れて止まらなくなった。